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トレンド、SDN連携で攻撃への初動対応を自動化するソリューション

トレンドマイクロは、SDNとの連携に対応したセキュリティ対策製品「Trend Micro Policy Manager(TMPM)」を、3月25日より提供開始する。

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TMPMのしくみ(画像:トレンドマイクロ)

同製品は、ネットワーク仮想化技術「SDN(Software-Defined Network)」と連携し、サイバー攻撃検知時に自動で初動対応を行い、被害の拡大を防止するソリューション。

同社の「Deep Discovery Inspector」「Trend Micro Deep Security」「ウイルスバスター コーポレートエディション」などのセキュリティ対策製品が検知したインシデント情報に基づき、SDNコントローラーやスイッチを介して、企業の運用ポリシーに沿った制御を自動で実施。感染端末の監視や隔離のほか、コマンド&コントロール(C&C)サーバとの不正通信を遮断するといった対応が可能だという。

価格は、制御対象ノード数が1000から1999のネットワークで年額259万2000円。同社では、発売後3年で11億円の売上げを目指す。

(Security NEXT - 2016/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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