Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「CryptoWall」による攻撃者の収益は3.2億ドル超 - CTAが初の共同研究

複数のセキュリティベンダーが参加するサイバー脅威アライアンス(Cyber Threat Alliance)は、ランサムウェア「CryptoWall 3」の分析レポートを共同で取りまとめた。

CTAのメンバーが所有する情報を共同研究として調査分析し、取りまとめたもの。同アライアンスには、Fortinet、Intel Security、Palo Alto Networks、Symantecなどが参加。CTAとしてレポートを取りまとめるのは今回がはじめてとなる。

会員企業から収集した同マルウェアの検体は4046件。感染の試行回数は40万6887件で、コマンド&コントロールサーバのやり取りに利用されたURLは、839件だった。また一連の攻撃を通じて攻撃者が得た収益は、3億2500万ドル以上にのぼるとの試算結果をまとめた。

同マルウェアへの対策としては、OSやアプリケーション、ファームウェアのアップデートをはじめ、身に覚えのないメールへの注意、「Java」「Flash Player」「Silverlight」といったブラウザプラグインによる自動実行の無効化、重要なインフラへのアクセス制限などを挙げ、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ウイルス届け出、前年比73.4%増 - 「Emotet」など被害も
33%がPWを使い回し、52%は似たPWを再利用 - F-Secure調査
ランサムウェア「Ziggy」も活動中止 - 復号ツールも登場
ランサムウェア「Fonix」が活動停止 - 謝罪して復号鍵を公開
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
ソフト開発会社がマルウェア開発か - ソフォスが指摘
「情報セキュリティ10大脅威 2021」が決定 - 研究者が注目した脅威は?
欧米警察が協力、「Emotet」をテイクダウン - 被害チェックサイトも
3月に「JC3 Forum 2021」開催 - サイバー犯罪動向や対応成功事例など紹介
約1.6万人分の個人情報流出を確認、あらたな可能性も - カプコン