「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が発足 - 世界最高水準の環境目指す
クレジットカードの安全な利用環境の整備を目指す「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が発足する。第1回の会合を3月25日に都内で開催する予定。
同協議会は、国際カードブランドやクレジットカード事業者をはじめ、決済代行者、セキュリティベンダー、加盟店、小売や通販事業者の団体事務局など、関連団体が幅広く参加。関連業界で協力し、2020年に開催される東京五輪を視野に、クレジット取引における世界最高水準のセキュリティ環境の実現に向けて活動する。
クレジットカード情報の保護、偽造カード対策、不正利用対策の側面から活動を展開する計画で、漏洩対策や偽造カードによる被害などへ取り組み、消費者の信頼性向上を目指す。
具体的には、加盟店おいてカード情報を保持しない体制作りの推進や、保有時におけるPCIDSS準拠の検証、あらたな技術の検証を進め、具体的な情報漏洩対策についても検討する計画だという。
また加盟店における決済端末のIC化といった課題について検討を進める予定。インターネット取引のなりすましによる被害状況など踏まえて、効果的な対応策を検討していく。
第1回の会合を3月25日に都内で開催し、会議には団体や関連組織のほか、中央大学教授の笠井修氏や早稲田大学教授田中良明氏など有識者、経済産業省が出席する予定。
会議出席企業、団体
イオンクレジットサービス
オリエントコーポレーション
クレディセゾン
ジェーシービー
ジャックス
セディナ、
トヨタファイナンス
三井住友カード
三菱 UFJ ニコス
ユーシーカード
楽天カード
カタログハウス
ジェイティービー、
J.フロントリテイリング
三越伊勢丹HD
ヤフー
ヨドバシカメラ
楽天
NTTデータ
NECプラットフォームズ
トレンドマイクロ
Payment Card Forensics
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
シティカードジャパン
ビザ・ワールドワイド・ジャパン
MasterCard
UnionPay International
日本チェーンストア協会
日本通信販売協会
日本百貨店協会
経済産業省
(Security NEXT - 2015/03/24 )
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