Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

内部端末がマルウェア感染、顧客情報漏洩の可能性 - 日本航空

日本航空において、組織内部のパソコンにマルウェアが感染し、顧客情報が外部に送信され、漏洩した可能性があることがわかった。同社では、マルウェアが感染した詳しい経緯などを調べている。

同社によれば、同社内部で顧客情報管理システムにアクセスできる一部端末にマルウェアが感染していたもの。「JALマイレージバンク(JMB)」の会員情報が漏洩したおそれがあり、最大75万件に及ぶ可能性がある。

漏洩した可能性があるのは、氏名、生年月日、性別、電話番号、メールアドレス、会員番号や入会年月日のほか、勤務先の情報などといった個人情報が含まれる。

同社は、セキュリティ対策としてシステムにアクセスできる全パソコンに対し、外部接続を制限するなど対策を講じたと説明。マルウェアへ感染した経緯など、くわしい原因を調べている。

(Security NEXT - 2014/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
賃貸不動産内覧サービスに不正アクセス - クラウドのアクセスキーが漏洩
委託先よりDBアカウント漏洩、医療従事者情報が流出 - サノフィ
RDP接続で侵入、サーバがランサム被害 - 巴商会
運営2サイトに不正アクセス、個人情報が流出 - シャープ
JAXAに不正アクセス - 攻撃起点はVPN、未知マルウェアも
端末49台がマルウェア感染、ランサムと異なる手法 - 富士通
さらなる情報を流出させたと攻撃者が主張 - KADOKAWAが調査
不正アクセスで個人情報が流出、スパム送信も - アイザワ証券子会社
委託先がサポート詐欺被害、個人情報流出のおそれも - 焼津市