Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

GMOペパボ、「JUGEM」スクリプト改ざんの原因を公表

ブログサービス「JUGEM」の一部ファイルが改ざんされた問題で、同サービスを運営するGMOペパボは、シーディーネットワークス・ジャパンのサーバ改ざんが原因であることを明らかにした。

今回の問題は、「JUGEM」において提供されている4件のJavaScriptが、5月24日未明から5月28日にかけて改ざんされたもの。同スクリプトを読み込むページを閲覧すると、「Adobe Flash Player」における既知の脆弱性「CVE-2014-0515」が攻撃され、オンラインバンキングの情報を窃取するマルウェアへ感染するおそれがあった。

影響があったサービスは、「JUGEM ポータルサイト」「JUGEM」「JUGEM PLUS」のほか、ロリポップ!の「ロリポブログ」、30days Albumの「デイズブログ」、グーペの「グーペブログ」、カラーミーショップ「ショップブログプラス」など同社関連サービスも含まれる。

これまで同社は、改ざん原因について、外部サービスに対する不正アクセスの可能性について示唆しつつも、セキュリティ上の問題を理由に具体的なサービス名は伏せていたが、6月5日にストレージサービスとして利用していたシーディーネットワークス・ジャパンのサーバが不正なアクセスを受けたことに起因することを明らかにした。

同社では今回の問題を受けて、改ざんされたファイルの修正を実施したほか、他ファイルについて改ざんが行われていないか確認を実施。自社が用意したサーバーへデータを移行した。同ブログサービスに登録されている個人情報については、外部流出のおそれはないと説明している。

また同社は、被害が拡大することを防止するため、ブログ閲覧者のほか、各ブログの運営者に対しても、閲覧者へ注意喚起を促すよう要請している。

(Security NEXT - 2014/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

業務用ユニフォームの通信販売サイトに不正アクセス
トヨタ子会社のバッテリーメーカーでサイトの改ざん被害
食肉通販サイトでクレカ情報流出の可能性 - 調査に約1年
北九州市の買い物支援サイトが改ざん - 児童ポルノにリンク
茨城県産業技術イノベーションセンターでサイト改ざん - 不審な英文
ロジテックがフォレンジックサービスに参入 - メーカーや機器問わず対応
不正アクセスでウェブサイトが改ざん被害 - IBS Japan
Zoho製ネットワーク監視ツールに脆弱性 - 外部APIに不正アクセスのおそれ
サーバに不正アクセス、業務に支障なし - 日本ケミコン
古着通販サイトに不正アクセス - 警察からの連絡契機に改ざん発見