Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

活動家がThomson ReutersのTwitterアカウントを乗っ取り - ホワイトハウス職員にも攻撃か

Thomson Reutersの公式Twitterアカウントが、活動家により乗っ取られる被害が発生した。活動家は、ホワイトハウス職員のメールアカウントに対する不正アクセスも主張している。

複数の米国メディアが報じたもので、7月29日に「シリア電子軍」を名乗る活動家グループの乗っ取りが発生し、不正な投稿が行われたという。アカウントが乗っ取られた詳しい経緯などはわかっていない。

さらに同グループは、複数のホワイトハウス職員のメールアカウントなども乗っ取ったと主張。ソーシャルネットワーク上でメールのアカウント認証時に受け取ったメールを証拠として公開した。

これまでも同グループは、中東のアルジャジーラ、英BBCのアカウントの乗っ取りについて犯行を主張しているほか、CBSやフィナンシャル・タイムズなどへの攻撃も展開。

4月に発生したAP通信の公式Twitterアカウントの乗っ取りでは、「ホワイトハウスで爆発があり、オバマ大統領が負傷した」といった偽情報を投稿し、米国の株式市場で混乱が生じている。

(Security NEXT - 2013/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消