国内サイト20件以上で、政治的な改ざんが発生 - 扇動しており規模拡大に警戒を
日本国内サイトを狙った改ざん攻撃が複数発生している。尖閣諸島問題に関する主張を書き込む政治的な意図を持った攻撃で、扇動する動きもあり今後注意が必要だという。
今回の攻撃を確認したトレンドマイクロによれば、すでに少なくとも20件の国内サイトが改ざん被害に遭っているという。改ざんされたサイトでは、尖閣諸島問題に関する政治的な主張が行われており、中国の動画共有サイトの画像を再生するようスクリプトが埋め込まれていた。
攻撃を行ったグループは、個人レベルの小規模なものだが、中国向けのチャットサービス上で改ざんしたサイトを公開し、扇動する動きもあるという。
攻撃グループは、脆弱性の攻撃手法を公開するなど、以前から活動を展開しており、今後より大きな活動に発展するおそれもあるとトレンドマイクロでは指摘。ウェブサイト運営者に対し、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/06/03 )
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