Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、脆弱性を実際に体験して学べるセミナー

情報処理推進機構(IPA)は、実体験を通じて脆弱性対策を学べるツール「AppGoat」のハンズオンセミナーを、2月6日に同機構にて開催する。

同イベントは、組織のウェブサイト運営者を対象に実施するもので、ツール「AppGoat」を利用して脆弱性を悪用した攻撃を体験し、脆弱性のしくみや対策方法を学習できるハンズオンセミナー。

「SQLインジェクション」「クロスサイトスクリプティング」「クロスサイトリクエストフォージェリ」といった脆弱性の体験学習のほか、セミナー後半では、「iCodeChecker」によるソースコードのセキュリティ検査技術を学べる。

特にセキュリティ研修の担当者や、経験の浅いウェブアプリケーション開発者を対象としており、ウェブアプリケーションにおける被害事例などの解説をまじえた初級者でも理解しやすい内容になっている。

参加費用は1500円。定員は30名で、同機構ウェブサイトにて先着順で受け付けている。受講には演習があるため、「AppGoat」が動作するノートPCを参加者が用意する必要がある。

(Security NEXT - 2013/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応