日本IBM、アクセス制御機能を強化したDB管理ソフト最新版を発表
日本IBMは、アクセス制御機能や大量データへの対応を強化したデータベース管理ソフトの最新版「IBM DB2 V10.1」を発表した。4月30日よりダウンロード販売を開始し、6月11日よりメディアパックを発売する。
同製品は、大量データの効率的な管理を実現するソフト。最新版では、個々のデータに対するアクセス制御を可能にするセキュリティ機能「Row and Column Access Control」を標準機能として搭載。従来製品では表の行や列ごとにしかアクセス制御できなかったが、同機能により、行と列の両方を制御できるようになった。
このほか、データ圧縮効率を高めてストレージ容量を削減するデータ圧縮機能「アダプティブ圧縮」や、過去に入力したデータおよび更新履歴の参照と、将来にわたって変化するデータの入力ができる「タイム・トラベル参照」などを新機能として追加した。価格は、70万3290円から。
(Security NEXT - 2012/04/11 )
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