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2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む

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番号盗用被害における海外の割合が上昇している(グラフ:日クレ協の発表をもとに独自に作成)

一方、偽造クレジットカードによる被害は3億3000万円。ボリュームは小さいながら、前四半期の約1億1000万円から3倍に拡大した。そのほかの被害は6億1000万円で約7億円から微減している。

クレジットカード番号の盗用被害における発生地域を見ると、国内の被害が67億8000万円。約86億9000万円から減少。約150億1000万円だった第1四半期の半分以下の水準となる。盗用被害全体に占める国内の割合は73.2%で前四半期比3.5ポイント減となった。

一方海外における被害は24億8000万円。1億6000万円の減少となる一方、全体に対する割合は3.5ポイント上昇して26.8%となり、4分の1を超えた。

偽造カードについては、国内で約8000万円、海外で約2億5000万円の被害が確認されている。

(Security NEXT - 2025/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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