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利用者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 就労移行支援事業所

障害者の就労支援事業を展開するこねくとは、利用者の個人情報が含まれるファイルをメールで誤送信したことを明らかにした。

同社によれば、2025年6月19日、体験利用中の1人に対し、他利用者などの個人情報が記載された表計算ファイルを、誤ってメールで送信するミスがあったという。翌20日にメールの受信者より連絡があり判明した。

誤送信したファイルには、2022年12月6日から2025年2月17日までに「就労移行支援事業所CONNECT」を体験利用した関係者の情報が保存されていた。

氏名、生年月日、障害名、手帳の有無、障害の状況、かかりつけ病院名、主治医、受給者証の有無などが含まれる。

同社では誤送信先に謝罪。合意書の締結したうえで、同社従業員のもと、誤送信したファイルの削除を確認した。

個人情報が流出した関係者に対しては、解決金として1万円を支払う方針。また6月24日、7月18日に個人情報保護委員会へ報告を行っている。

(Security NEXT - 2025/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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