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ランサム攻撃でサーバやPC30台が被害 - 清掃用品メーカー

業務用洗剤や清掃用機器の製造、販売を手がけるシーバイエスは、第三者によるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、同社の一部サーバがランサムウェアにより、データを暗号化される被害にあったことが2025年7月16日に判明した。

その後調査を進めたところ、業務で利用するパソコン30台でもデータが暗号化されていることを確認した。

同社では、外部協力のもと、原因や影響範囲について調査するとともに、復旧作業を進めている。外部における情報の流通や二次被害などは確認されていないが、7月23日に個人情報保護委員会へ報告した。

また社内点検を実施し、マルウェアに感染している可能性がある端末を除いた上で業務を継続しているという。

(Security NEXT - 2025/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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