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個人情報含むPCで侵害確認、影響を調査 - 小樽商科大同窓会

小樽商科大学の同窓会組織である緑丘会は、パソコン1台が侵害されて会員の個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同団体によれば、利用するパソコン1台が外部より侵害されたことが判明したもの。

外部における会員情報の流通などは確認されていないとしているが、流出の可能性もあるとして調査を行っている。またファイルサーバ内の個人情報が外部からアクセスされた痕跡なども見つかっていない。

端末内部には、会員の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが保存されていた。システムに関する業務委託先などと連携して対応を進めている。

同団体では今回の事態を受けて謝罪。警察に相談するとともに個人情報保護委員会へ報告し、関係者に対しても注意喚起を行った。

また緊急のメンテナンスを行ったほか、セキュリティ体制の強化、職員への再教育など再発防止策を講じたとしている。

(Security NEXT - 2025/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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