Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PyTorch Lightning」に不正コード - 認証情報窃取のおそれ

機械学習ライブラリ「PyTorch」向け開発フレームワーク「PyTorch Lightning」において、悪意あるコードが含まれるパッケージが「PyPI」経由で一時公開された。認証情報が窃取されるおそれがあり、関連システムの再構築や認証情報の変更が呼びかけられている。

同ソフトを開発、保守しているLightning AIは、現地時間2026年4月30日にセキュリティアドバイザリを公開し、一部リリースが侵害されていたことを明らかにした。同問題には「CVE-2026-44484」が割り当てられている。

アドバイザリの公開時点で判明している範囲では、「PyPI」経由で配布された「PyTorch Lightning 2.6.3」「同2.6.2」において悪意あるコードが含まれていたことが判明しており、開発チームは「PyPI」から削除した。

影響を受けるバージョンの詳細、攻撃経路、不正コードの動作および影響など、詳細について調査を進めている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2026/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Cloud Config」にパストラバーサルなど複数脆弱性
「Apache HTTP Server」に複数脆弱性 - 更新を呼びかけ
「Chrome 148」が公開、脆弱性127件を修正 - 「クリティカル」も複数
Palo Alto Networks製「PAN-OS」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ