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暗号化通信ライブラリ「GnuTLS」に複数脆弱性 - アップデートで修正

暗号化通信ライブラリ「GnuTLS」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

開発チームは現地時間4月29日、「GnuTLS 3.8.13」をリリースし、13件の脆弱性を修正した。このうち5件の脆弱性については、重要度が4段階中、2番目に高い「高(High)」と評価されている。

具体的には、「DTLS」におけるフラグメントの再構成処理で、メッセージ長の整合性確認や配列境界のチェックを行っておらず、ヒープオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2026-33846」が判明した。

「DTLS」の再構成において、整数アンダーフローによりヒープオーバーフローが発生する「CVE-2026-33845」、不正なソート処理に起因して未定義動作を引き起こす「CVE-2026-42009」が確認されている。

さらに「RSA-PSK」構成においてNULL文字を含むユーザー名の比較処理に問題があり、認証をバイパスされる脆弱性「CVE-2026-42010」、名前制約の検証処理における大小文字の扱いにおける不備「CVE-2026-3833」が明らかとなった。

このほか、「中(Medium)」とされる5件、「低(Low)」3件のほか、複数のバグが判明している。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2026-3832
CVE-2026-3833
CVE-2026-5260
CVE-2026-5419
CVE-2026-33845
CVE-2026-33846
CVE-2026-42009
CVE-2026-42010
CVE-2026-42011
CVE-2026-42012
CVE-2026-42013
CVE-2026-42014
CVE-2026-42015

(Security NEXT - 2026/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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