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6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加

フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインは、「.cn」が前月から18.6ポイント上昇して約26.6%となり最多で、約24.0%の「.com」、約14.1%の「.asia」が続く。

以降、「.top(約8.8%)」「.cc(約5.7%)」「.goog(約4.4%)」「.cyou(約3.8%)」「.sbs(約3.7%)」「.jp(約2.8%)」「.live(約1.4%)」「.group(約1.0%)」だった。Google翻訳のURLをリダイレクト元としているケースが約14.0%にのぼっている。

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フィッシング攻撃に悪用されたブランド件数の推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

フィッシング攻撃で悪用されたブランドは、前月から3件増となる94件。カテゴリ別に見ると「クレジット、信販関連」が20件、「証券関連」が13件、「銀行関連」が11件、「通信事業者、メールサービス関連」が9件、「配送関連」と「EC関連」「オンラインサービス関連」がそれぞれ6件。

具体的なブランドとしては、「Apple」をかたるケースが前月比3.1ポイント増となる約16.4%。3番目に多かった「ANA」についても10.3%へと割合が上昇した。

一方2番目に多かった「SBI証券」は前月から12ポイント減となる約11.3%と大幅に減少している。前月1万件以上の報告が寄せられ、上位6ブランドに入っていた「野村證券」についても今回は1万件を下回った。

(Security NEXT - 2025/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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