ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
CyberArkでは、2024年12月以降、これら問題についてGoogleやマイクロソフトに報告し、調整が進めていた。Googleでは報告を受理し、対策を進めることを表明。一方マイクロソフトは、イベントログにおける「パディングオラクル攻撃」は悪用が難しいとし、4月15日に脆弱性と認めない判断を行った。
今回のCyberArkの報告に対して、VulnCheckが3件のCVE番号を採番。マイクロソフトが却下した4月15日にCVE番号が予約された。
具体的には、「Chrome」のプログラム連携機能(COM)の設定を不正に書き換えることで、不正なプログラムに誘導する脆弱性「CVE-2025-34090」を採番。
「Chrome」で「Cookie」の暗号化時に記録する実行ファイルのパスを検証する処理に不備があり、偽装したバイナリにデータをわたすことで暗号化を回避する脆弱性は「CVE-2025-34092」が割り当てられた。
「Windows」における「DPAPI」の仕様により、イベントログからエラー内容を分析し、改ざんした暗号文を多数送信するパディングオラクル攻撃で復号化する脆弱性については「CVE-2025-34091」が採番された。
(Security NEXT - 2025/07/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SAP」が月例更新、16件の新規アドバイザリ - 3件が「クリティカル」
「nginx」に複数脆弱性、「クリティカル」も - 修正版を公開
「Oracle EBS」やビル設備向けプロトコルの脆弱性を悪用する攻撃
「Veeam Updater」に権限昇格の脆弱性 - root権限取得のおそれ
Windows版「Zoom」に深刻な脆弱性 - 最新版で修正済み
米セキュリティ当局、5件の悪用脆弱性に注意喚起
「Firefox」にクリティカル脆弱性 - 攻撃コード公開、悪用は未確認
「Chrome」にセキュ更新 - 「クリティカル」2件含む15件を修正
MS月例パッチで500件以上の脆弱性に対応 - ゼロデイ脆弱性も
「VMware Avi Load Balancer」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も


