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「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生

同社は、システムにおける侵害の有無を判断するためのフォレンジック解析サービスは用意していないと説明。

システムがクラッシュするなど、動作に異常が見られる場合は、これまで報告された事例の分析結果など「IoC情報」を、同社カスタマーサポートを通じて提供するとしている。

また両製品に関しては、6月中旬に脆弱性「CVE-2025-5777」「CVE-2025-5349」も判明しており、あわせて注意が必要。これら脆弱性と、悪用が確認されている「CVE-2025-6543」と関連はないとの見方を示した。

「CVE-2025-5777」については一部で「Citrix Bleed 2」とも呼ばれており、警戒する声が上がっている。

(Security NEXT - 2025/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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