Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生

同社は、システムにおける侵害の有無を判断するためのフォレンジック解析サービスは用意していないと説明。

システムがクラッシュするなど、動作に異常が見られる場合は、これまで報告された事例の分析結果など「IoC情報」を、同社カスタマーサポートを通じて提供するとしている。

また両製品に関しては、6月中旬に脆弱性「CVE-2025-5777」「CVE-2025-5349」も判明しており、あわせて注意が必要。これら脆弱性と、悪用が確認されている「CVE-2025-6543」と関連はないとの見方を示した。

「CVE-2025-5777」については一部で「Citrix Bleed 2」とも呼ばれており、警戒する声が上がっている。

(Security NEXT - 2025/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox 145」をリリース - 16件の脆弱性に対処
「Ivanti EPM」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を修正
WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を