Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み

「GNU C Library(glibc)」に深刻な脆弱性が明らかとなった。リポジトリでは2023年に修正が行われ、2024年1月にリリースされたアップデートで修正済みとしている。

信頼できない環境変数「LD_LIBRARY_PATH」を参照するため、任意のライブラリを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2025-4802」が明らかとなったもの。

読み込み対象となるライブラリは、setuid属性を持ち、「dlopen」を使用する静的バイナリに限定されるが、任意のコードを実行されるおそれがある。

アドバイザリが公開された2025年5月16日の時点で、実際に影響を受けるプログラムなどは確認されていない。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

今回あらたにCVE番号が割り当てられたもので開発チームでは、2024年1月にリリースした「同2.39」にて修正を実施済みと説明。利用者に修正版へのアップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

49システムで情報流出、横展開など確認 - ユミルリンク
「PHP2Shell」「HTTP2Shell」のいずれも影響 - 「PAN-OS」の修正版が順次公開
「PowerShell」に「Brotli」脆弱性を解消するアップデート
Windows版「PHP」にアップデート - 同梱「Brotli」を更新
脆弱性「PHP2Shell」の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
Apple、「iOS 27.2」を公開 - 旧OSの更新では悪用脆弱性を修正
Google製「Brotliデコーダ」の脆弱性、幅広い環境に影響か
「PHP」にあらたな脆弱性、対象環境は限定的 - 次回更新時に修正
MSが定例外パッチ、「.NET」脆弱性を修正 - Brotli問題などに対応
「Nextcloud」組込ツールや「Arista VCO」の脆弱性などに注意喚起 - 米当局