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SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」に脆弱性

SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

現地時間2025年4月30日にセキュリティアドバイザリを公開し、同製品の「Work Placeインタフェース」におけるサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2025-2170」について明らかにしたもの。

認証なしにリモートより細工したリクエストを送ることによって、本来意図しない場所に対して通信を行わせることが可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.2」と評価。重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正したファームウェア「12.4.3-02925(platform-hotfix)」をリリースした。

同社の「SMA 100シリーズ」や他ファイアウォール製品については、「CVE-2025-2170」の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2025/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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