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「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開

Omnissa(旧VMwareエンドユーザーコンピューティング部門)は、「Omnissa Unified Access Gateway(UAG)」のセキュリティアップデートをリリースした。

現地時間2025年4月16日にセキュリティアドバイザリを公開し、クロスオリジンリソース共有(CORS)の制限を回避されるおそれがある脆弱性「CVE-2025-25234」について明らかにしたもの。

ネットワーク経由でアクセスできる場合に「CORSポリシー」をバイパスし、本来アクセスできない情報やネットワークリソースにアクセスすることが可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.1」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社は、脆弱性を修正した「UAG 25.03」をリリース。利用者にアップデーを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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