Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Edge」固有の脆弱性をアップデートで解消 - MS

マイクロソフトは現地時間4月11日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。同ブラウザ固有の脆弱性を修正している。

「Chromium 135.0.7049.85」をベースとする「MS Edge 135.0.3179.73」をリリースしたもの。今回のアップデートでは、「Chromium」における修正にくわえて、「MS Edge」固有の脆弱性「CVE-2025-29834」に対応した。

「CVE-2025-29834」が悪用された場合、リモートよりコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」としている。

同脆弱性を悪用するには、細工したウェブサイトへ誘導する必要があり、くわえてデータを継続的、あるいは断続的に送信して繰り返し試行するなど時間を要するとしており、悪用の可能性は低いと同社では説明している。

(Security NEXT - 2025/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)