Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Chrome」のアップデートを公開 - 2件の修正を実施

Googleは現地時間2025年4月8日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 135.0.7049.85」「同135.0.7049.84」、Linux向けに「同135.0.7049.84」をリリースしたもの。セキュリティに関する2件の修正を実施した。

CVEベースで1件の脆弱性へ対処したことを明らかにしている。具体的には、サイト分離機能において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-3066」に対処した。

2025年3月21日に外部研究者により報告されたもので、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社では今後数日から数週間をかけて順次アップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2025/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MS、月例セキュリティ更新を公開 - 複数のゼロデイ脆弱性に対処
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - Adobeが緊急対応を呼びかけ
「FortiVoice」などFortinetの複数製品に脆弱性 - すでに悪用も
「FortiOS」に複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Ivanti Neurons for ITSM」に認証回避の脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートをリリース
TeleMessageのメッセージアーカイバ、暗号化せず保存 - 米当局が注意喚起
「Microsoft Edge」にアップデート - 「WebAudio」の脆弱性を解消
「VMware Aria Automation」に脆弱性 - トークン窃取のおそれ
SonicWall「SMA100」狙う攻撃の増加に注意 - 国内でも対象機器が動作か