Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe ColdFusion」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対策を

Adobeは、「ColdFusion」のセキュリティアップデートをリリースした。悪用は確認されていないが、緊急性が高い脆弱性を修正したとしており、早急に対処するようユーザーに注意を促している。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてセキュリティアドバイザリを公開したもので、あわせて15件の脆弱性へ対処した。

このうち11件については、重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

なかでも入力検証不備「CVE-2025-24446」、信頼できないデータのデシリアライズ「CVE-2025-24447」、アクセス制御不備「CVE-2025-30281」、認証の不備「CVE-2025-30282」の4件については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.1」とした。

のこる7件の脆弱性についてもCVSS基本値が「8.7」から「7.5」のレンジで評価されている。重要度が「クリティカル」とされた11件以外の4件については、いずれも重要度を2番目に高い「重要(Important)」とした。

(Security NEXT - 2025/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを