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「Ivanti Connect Secure」などにあらたなRCE脆弱性 - すでに悪用も

Ivantiは同脆弱性について、2025年2月11日にリリースした「Ivanti Connect Secure 22.7R2.6」で修正済みであると説明。利用者に同バージョンへ更新するよう推奨した。

同社が提供する「整合性チェックツール(ICT)」を用いてウェブサーバのクラッシュなど兆候を調査し、侵害された可能性がある場合は、機器を工場出荷時の状態へ初期化した上で対応するよう求めている。

「Policy Secure」「ZTA Gateways」については、現時点で悪用は確認されておらず、それぞれ4月21日、同月19日に修正パッチを提供する予定。

また2024年12月にサポートが終了した「Pulse Connect Secure 9.1x」についても対象となるため注意が必要。安全なプラットフォームへの移行を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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