Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「a-blog cms」に脆弱性、すでに攻撃も - 侵害状況の確認を

その後、「CVE-2025-31103」への対応による一部不具合が確認されたとして、3月24日に「同3.1.41」「同3.0.45」「同2.11.74」「同2.10.62」「同2.9.50」「同2.8.84」を提供している。

同社はアドバイザリにおいて、アップデートを実施するまでの一時的な緩和策として、攻撃に悪用されるファイルの削除方法をアナウンスした。

すでに攻撃を受けている可能性もあると説明。第三者によってファイルが設置されていないか確認し、発見した場合は削除したり、攻撃元IPアドレスからのアクセスを遮断するなど、対策を講じるよう求めている。

また同問題を受け、JPCERTコーディネーションセンターも注意喚起を発表した。対策や侵害調査などを実施するとともに、今後情報が更新される可能性もあるとして、開発者からの情報を注視するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処