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「Kentico Xperience」に複数の「クリティカル」脆弱性

ステージング同期サーバを有効化していることが条件となるが、なかでも「CVE-2025-2746」「CVE-2025-2747」の2件については、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

CVE番号を採番したVulnCheckでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価した。

「CVE-2025-2746」については、現地時間2025年1月30日にリリースされた「同13.0.173」にて修正。他脆弱性についても3月6日に公開された「同13.0.178」で修正された。

さらに別の脆弱性やサードパーティ製ソフトウェアの依存関係に起因する脆弱性などへも対処した「同13.0.179」が3月25日にリリースされており、利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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