「Kentico Xperience」に複数の「クリティカル」脆弱性
Kenticoが提供するマーケティング機能も備えたコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Kentico Xperience」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
脆弱性によって影響を受けるバージョンは異なるが、あわせて4件の脆弱性が公表された。
具体的には、ステージング同期サーバを有効化している場合、ダイジェスト認証の処理に問題があり、認証を必要とすることなく管理機能へアクセスして操作できる「CVE-2025-2746」が判明。
また同コンポーネントにおいて、ユーザー名が空だった場合の処理に不備があり、認証を回避できる「CVE-2025-2747」が確認されている。
さらに認証されたユーザーが任意のデータをアップロードし、リモートからコードを実行できる「CVE-2025-2749」や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-2748」なども明らかとなった。
(Security NEXT - 2025/03/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
月例アドバイザリを公開、「クリティカル」含む新規16件 - SAP
OpenTextの監視ツールに脆弱性 - 権限昇格やPW不正変更のおそれ
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
Adobe13製品にアップデート - クリティカル脆弱性を修正
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応
米当局、「Windows」や「Fortinet」の脆弱性悪用に注意喚起
SonicWall「SMA1000」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正