Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

監視ツール「Pandora FMS」に複数の脆弱性 - アップデートで修正

Artica PFMSは、ITインフラの監視ソフトウェア「Pandora FMS」の最新版において複数の脆弱性へ対処したことを明らかにした。

OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-12971」「CVE-2024-12992」が明らかとなったもの。

いずれもコマンド内の特殊文字が適切に処理されないことに起因。入力を細工することでOSコマンドの実行が可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは、ともに「8.6」と評価されており、重要度は「高(High)」とレーティングされている。

同社は長期サポート版において脆弱性を解消するパッチ「同777.8」や、ローリングリリースとなる「同781」を3月にリリース。脆弱性への対応にくわえて、バグの修正や機能の改善なども実施している。

(Security NEXT - 2025/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消