Progress製ロードバランサーに脆弱性 - アップデートが公開
Progress Software(旧Kemp Technologies)が提供するロードバランサー製品「LoadMaster」にあらたな脆弱性が明らかとなった。アップデートを提供している。
細工したHTTPリクエストによってリモートより任意のコードを実行できる脆弱性「CVE-2025-1758」が明らかとなったもの。
入力値の検証に問題があり、スタックベースのバッファオーバーフローを引き起こし、任意のシステムコマンドを実行することが可能になる。
脆弱性の悪用に権限を必要とすることなく、比較的容易に悪用が可能だが、可用性に対する影響にとどまるとし、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.3」、重要度は「中(Medium)」としている。
同社では、現地時間2025年3月10日にリリースした「LoadMaster Operating System(LMOS) 7.2.61.1」において同脆弱性へ対処した。
(Security NEXT - 2025/03/24 )
ツイート
PR
関連記事
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も