Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起

さらにEdimax製のインターネットカメラ「IC-7100」において、細工したリクエストによりリモートからコードを実行できるOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2025-1316」についても悪用が確認されている。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価している。

CISAでは脆弱性の調整について要請しているが、同社が応じていないと説明。製品のサポートが終了している可能性もあるとして、製品の使用を中止するよう呼びかけている。

同脆弱性については、「Mirai」の亜種をはじめ、複数のボットネットが悪用しているとの報告もある。

(Security NEXT - 2025/03/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因