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ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ

ユニクロやジーユーを傘下に持つファーストリテイリングは、第三者によってシステムを侵害され、従業員や取引先の従業員情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2024年9月13日に同社が管理するシステムが外部より不正にアクセスされたことを検知。稼働を停止させるとともに、外部協力のもと調査を行っていた。

調査の結果、システムの委託先事業者がネットワーク設定を変更した際の不備により、システムが侵害されたことが判明。同システムで扱っていた同社の取引先や同社従業員に関する個人情報が外部に流出した可能性がある。

対象となるのは、2018年1月から2021年5月まで取り引きがあった事業者の従業員に関する氏名、電話番号、メールアドレス。

また2023年4月から2024年9月までに、ユニクロやジーユー店舗に在籍した従業員や、2018年5月から2023年9月までに同社本部に在籍していた従業員も対象となる。氏名や従業員番号、業務に用いていたメールアドレスのほか、本部従業員については所属部署、電話番号なども流出したおそれがある。

(Security NEXT - 2025/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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