サポート終了した「Bitdefender BOX v1」のアップデート機能に脆弱性
Bitdefenderが提供するセキュリティデバイス「Bitdefender BOX v1」に脆弱性が明らかとなった。
「同1.3.11.505」から「同1.3.11.490」までのバージョンでは、デバイス上のプログラムや検出ルールの更新時に通信で安全でない「HTTPプロトコル」を使用する脆弱性「CVE-2024-13872」が明らかとなったもの。
隣接するネットワーク内の攻撃者は、リモートからAPIを呼び出して更新を実行させ、さらに「中間者攻撃(MITM)」によって悪意のあるレスポンスを返し、更新プロセスで不正なデータが取得されるとリモートよりコードの実行が可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.4」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
「Bitdefender BOX v1」はすでにサポートが終了しており、アップデートなどのアナウンスは行われていない。
(Security NEXT - 2025/03/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消