「Apache Tomcat」にアップデート - 「CVE-2024-56337」に追加対策
「Apache Tomcat」の開発チームは、現地時間2025年3月5日から同月7日にかけてアップデート「Apache Tomcat 11.0.5」「同10.1.39」「同9.0.102」をリリースした。
今回のアップデートでは、「CVE-2024-56337」への露出と保護のチェック機能を改善した。「CVE-2024-56337」は、競合状態によりアップロードされたファイルが「JSPファイル」として扱われるおそれがある「CVE-2024-50379」への対処が不十分だったことにより、あらたに生じた脆弱性。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを「9.8」とし、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価。開発チームでは、「Apache Tomcat 11.0.2」「同10.1.34」「同9.0.98」へアップデートするとともに、追加対応を講じるよう求めていた。
また以降のバージョンにおいて、構成状況のチェック機能を追加したほか、不具合の回避など、対策を講じてきたが、さらなる対策の強化を行った。
具体的には、必要な場合に限ってリフレクションを使用するよう抑制。さらにファイルシステムが大文字、小文字を区別するかどうかのチェック機能を削除し、動作の安定性を向上させたとしている。
くわえて今回のアップデートでは、クライアントが「TE」ヘッダーに「gzip」を指定した場合、「Content-Encoding」ではなく「Transfer-Encoding」を使用するように変更。「Windows」環境以外でもインストーラーを構築できるよう「makensis」のオプションを追加したとしている。
(Security NEXT - 2025/03/10 )
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