詐欺撃退録音機の申請者情報が記載された地図を紛失 - 柏市
千葉県柏市は、詐欺撃退録音機の申請者に関する個人情報が記載された地図を紛失したことを明らかにした。
同市によれば、2月4日、詐欺撃退録音機の設置業務を委託している柏市シルバー人材センターの担当者が、録音機の申請者宅を訪問した際に地図を紛失したもの。
地図は訪問のために担当者が独自に作成、使用していたもので、録音機の申請者10人の名字と住所が記載されていた。
職員は翌5日にセンターへ紛失を報告。同センターを通じて同市にも報告された。同センターでは、対象となる申請者に説明と謝罪を行っている。
今回の問題を受け、同市では再発防止にあたり、同センターにおける個人情報保護に関する安全管理措置の実施状況の提出を求め、対策の徹底を求めた。
同センターでは、録音機の設置業務を担当する登録会員に対し、申請者リストなどを専用ファイルで保管し、鞄などに入れて移動することや、車両による移動時にダッシュボードや座席に置かないよう指示した。
(Security NEXT - 2025/02/28 )
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