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個人情報含むウェブフォームの管理者用URLを誤送信 - 宇都宮大

宇都宮大学は、学生向けに送信したメールに、ウェブフォームの管理者用URLを誤って記載し、個人情報を閲覧できる状態が発生したことを明らかにした。

同大によれば、学位記記載事項の内容確認にあたり、学生89人に対して「Microsoft Forms」の調査回答用URLをメールで送信しようとしたところ、誤ってメールに管理者向けのURLを記載したという。

管理者向けページでは、学生1212人の回答内容が保存されており、1月15日10時半から翌16日12時28分にかけて管理者用URLを知った学生が閲覧したり、ダウンロードできる状態だった。

氏名、学籍番号、所属、メールアドレスのほか、訂正した後の氏名や国籍、本籍などが含まれる。1月16日に問題へ気が付き、管理者用URLに対するアクセスを制限した。

アクセスログを確認したところ、学生8人が閲覧した可能性があることが判明。調査を行ったところ、回答内容の閲覧やダウンロードなどは行っていなかったとしている。

今回の問題を受けて、同大ではあらためて教職員における情報セキュリティ、個人情報保護の意識向上を図り、再発防止を目指すとしている。

(Security NEXT - 2025/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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