「NetScaler Console」「NetScaler Agent」に権限昇格の脆弱性
Cloud Software Group傘下のCitrixは現地時間2月18日、セキュリティアドバイザリを公表し、「NetScaler Console(旧NetScaler ADM)」「NetScaler Agent」の脆弱性を明らかにした。早急に対応することを強く推奨している。
同社によれば、両製品を導入している環境において権限管理に問題があり、認証されているユーザーによって権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2024-12284」が判明したという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「8.8」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。Citrixが管理する「NetScaler Consoleサービス」の利用者については影響を受けない。
同社は、「NetScaler Console 14.1-38.53」「同13.1-56.18」「同NetScaler Agent 14.1-38.53」「同13.1-56.18」を提供しており、できるかぎり早急にアップデートを実施することを推奨している。
(Security NEXT - 2025/02/20 )
ツイート
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
