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家計調査協力者の口座振替申出書を紛失 - 奈良県

奈良県は、家計調査協力者の「口座振替申出書兼相手方登録依頼書」が所在不明となっていることを明らかにした。

同県によれば、1月下旬、職員が口座振替申出書の保管状況を確認したところ、調査協力者6人分の書類が不足していることに気づいた。世帯の氏名、住所、電話番号、口座情報が含まれる。

統計調査員から申出書を受け取った際に使用している提出物チェック票を確認すると、6人分の受領記録がないことから調査員に確認したが、調査員は提出済みと回答した。

県庁内の執務室や書類の保管場所など探すも発見できず、書類の受け取り時に提出物チェック票への記録を忘れ、未提出と誤認していたと判断。ほかの書類と一緒に誤って廃棄された可能性があるとし、紛失を警察へ届けた。

同県では、対象となる調査協力者を訪問し、経緯を説明するとともに謝罪を行った。

提出物チェック票への記録を行う際には、担当職員と統計調査員によるチェックを実施し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2025/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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