Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「OpenSSL」にあらたな脆弱性 - アップデートを公開

「OpenSSL」の開発チームは、あらたな脆弱性を発表した。これまでに判明している脆弱性とあわせて修正を行ったセキュリティアップデートを提供している。

現地時間2025年2月11日にセキュリティアドバイザリを公開し、認証におけるエラー処理が適切に行われない脆弱性「CVE-2024-12797」について明らかにしたもの。「Raw Public Keys(RPK)」をサーバやクライアントで有効化している場合に影響を受ける。

未認証であるサーバとのハンドシェイクが本来失敗すべきところ、異常が検出されずに通信が継続し、「TLS」「DTLS」の通信における中間者攻撃(MITM攻撃)のリスクが高まるとしている。

「OpenSSL 3.2」で「RPK」をサポートした際に生じたもので、2024年12月18日に報告を受けた。開発チームでは脆弱性の重要度を、4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

開発チームは、脆弱性に対処した「同3.4.1」「同3.3.3」「同3.2.4」をリリースした。「同3.3.3」「同3.2.4」については、先に判明した「CVE-2024-13176」「CVE-2024-9143」についても修正されている。

また今回判明した「CVE-2024-12797」の影響を受けないが、「CVE-2024-13176」や「CVE-2024-9143」へ対処したアップデート「同3.1.8」「同3.0.16」をあわせて公開した。

(Security NEXT - 2025/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Cisco SD-WAN」の脆弱性悪用で緊急対応を要請
「PHP」に複数の「クリティカル」脆弱性 - アップデートで解消
エレコム製ルーターなどに複数脆弱性 - 21モデルに影響
スマホ向け「Microsoft Authenticator」、トークン漏洩のおそれ
「Exchange Server」に脆弱性 - すでに悪用を確認、パッチは準備中
Linuxカーネルにローカル権限昇格の脆弱性「Fragnesia」
Hitachi Vantaraのデータ統合分析基盤「Pentaho」に深刻な脆弱性
「VMware Fusion」に権限昇格の脆弱性 - 修正版を公開
「Chrome」で脆弱性79件を修正 - 14件が「クリティカル」
「Cisco Catalyst SD-WAN」に脆弱性、悪用も - 証跡保全と侵害調査を