Adobe、セキュリティアドバイザリ7件を公開
Adobeは現地時間2025年2月11日、同社グラフィック製品やウェブ関連製品に関するセキュリティアドバイザリを公開した。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて7件のセキュリティアドバイザリを公開したもの。
具体的には、「Adobe Commerce」や「Adobe InDesign」「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop Elements」「Adobe InCopy」「Adobe Substance 3D Designer」「Adobe Substance 3D Stager」において脆弱性に対処した。いずれも脆弱性の悪用は確認されていない。
「Adobe Photoshop Elements」および「Adobe Substance 3D Stager」を除いた5件の製品では、いずれも重要度が3段階中、もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性の修正が含まれる。
適用優先度を見ると「Adobe Commerce」における「CVE-2025-24434」の修正パッチについては、3段階中もっとも高い「1」とし、72時間以内を目安に対応するよう求めた。他脆弱性を修正するアップデートについても30日以内の対応を目安とする「2」とレーティングされている。
のこる6件のアドバイザリについては、適用優先度を「3」としており、任意のタイミングでアップデートを実施するよう求めた。
(Security NEXT - 2025/02/12 )
ツイート
関連リンク
- Adobe:Security update available for Adobe InDesign
- Adobe:Security update available for Adobe Commerce
- Adobe:Security update available for Adobe Substance 3D Stager
- Adobe:Security update available for Adobe InCopy
- Adobe:Security update available for Adobe Illustrator
- Adobe:Security update available for Adobe Substance 3D Designer
- Adobe:Security update available for Adobe Photoshop Elements
- Adobe
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み