「Adobe Commerce」や「Magento」に複数脆弱性 - 緊急パッチも
Adobeは、「Adobe Commerce」およびオープンソース版の「Magento」に脆弱性が判明したことを受け、セキュリティアップデートをリリースした。一部脆弱性は影響が大きいとして緊急パッチを用意している。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてセキュリティアドバイザリを公開し、31件の脆弱性について明らかにしたもの。
このうち14件の脆弱性については、重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
なかでも認可の不備により権限の昇格が生じる「CVE-2025-24434」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.4」と高い。他脆弱性に関しても「8.9」から「7.1」と評価されている。
このほか「重要(Important)」とされる14件、「中(Moderate)」とされる3件が判明した。CVSS基本値は「6.5」から「3.5」としている。
(Security NEXT - 2025/02/12 )
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