Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PandasAI」にプロンプトインジェクションの脆弱性

CERT/CCは、データ解析ライブラリ「PandasAI」においてリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性が明らかになったとして注意喚起を行った。

「PandasAI」は大規模言語モデル(LLM)を利用し、自然言語を解釈して「Python」や「SQL」のクエリを生成してデータ分析が行えるライブラリ。

同脆弱性は、「同2.4.3」および以前のバージョンに存在し、コードとデータを明確にわけて処理していないことに起因。細工したプロンプトを送信することで、悪意ある自然言語の入力を任意のコードへと変換し、制限をバイパスしてコードを実行させる脆弱性「CVE-2024-12366」が明らかになった。

NVIDIAの研究者が報告したもので、特定モジュールのインポート制限や保護機能から脱獄、許可リストの利用など、攻撃者が接続されたデータベースやサービスへ侵入することが可能になるという。

開発元であるSinaptikAIは、影響を軽減するためにプロジェクトの構成ファイルにセキュリティパラメータを導入。あわせてサンドボックスをリリースした。適切なセキュリティ設定を有効化するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加