Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco、セキュリティアドバイザリ8件を公表 - 脆弱性18件に対応

Cisco Systemsは現地時間2月5日、8件のセキュリティアドバイザリを新規に公開した。脆弱性を修正しており、アップデートを呼びかけている。

「Cisco IOS」「IOS XE」「IOS XR」や「Cisco Identity Services Engine」をはじめ、「Cisco Secure Web Appliance」「Cisco Expressway」「Cisco Secure Email and Web Manager」「Cisco Secure Email Gateway」など複数製品に関する脆弱性を公表したもの。CVEベースであわせて18件の脆弱性へ対処した。

「Cisco Identity Services Engine」には2件の脆弱性が明らかとなり、アドバイザリの重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」としている。

また「Cisco IOS」「IOS XE」「IOS XR」のサブセットにおける「SNMP」の処理において、サービス拒否が生じる脆弱性が判明。あわせて8件にのぼり、同社は重要度を2番目に高い「高(High)」とレーティングした。

のこる6件のアドバイザリについては、重要度を「中(Medium)」としている。

今回発表したアドバイザリで言及した脆弱性は以下のとおり。いずれも悪用や公表は確認されていないとしている。

CVE-2025-20124
CVE-2025-20125
CVE-2025-20169
CVE-2025-20170
CVE-2025-20171
CVE-2025-20172
CVE-2025-20173
CVE-2025-20174
CVE-2025-20175
CVE-2025-20176
CVE-2025-20179
CVE-2025-20180
CVE-2025-20183
CVE-2025-20184
CVE-2025-20185
CVE-2025-20204
CVE-2025-20205
CVE-2025-20207

(Security NEXT - 2025/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを