Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiSwitch」に深刻な脆弱性 - 修正版以降に更新を

「CVE-2023-37936」「CVE-2023-37937」のいずれも、同社が委託したソースコードの外部監査で発見されたという。

2023年後半以降、順次リリースされた「FortiSwitch 7.4.1」「同7.2.6」「同7.0.8」「同6.4.14」「同6.2.8」で修正済みとしており、これらバージョン以降へ更新するよう呼びかけている。

あわせて「同7.0.4」や「同6.4.10」および以前のバージョンでは、HTTPリクエストにおける「Hostヘッダインジェクション」により、ウェブキャッシュの汚染が生じるおそれがある「CVE-2022-23439」の影響を受けることも明らかにした。

社内で報告された脆弱性としており、「同7.2.0」「同7.0.5」「同6.4.11」にて修正。同脆弱性は「FortiSwitch」以外にも、「FortiOS」をはじめとする同社製品に広く影響があり、対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供