「FortiOS」に複数脆弱性 - 一部で悪用報告も
Fortinetは、同社製品のOSとなる「FortiOS」に関する複数の脆弱性について明らかにした。一部脆弱性はすでに悪用の報告があるという。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間2025年1月14日に、同社では「FortiOS」に関するセキュリティアドバイザリ14件を公開。脆弱性17件について明らかにした。
「Node.js」のモジュールに起因し、認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-55591」については、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。
細工したリクエストによって管理者権限を取得でき、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価されている。
「FortiOS 7.0」にくわえて、「FortiProxy 7.2」「同7.0」などが影響を受ける。実際に悪用が確認されており、同社は「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開するとともに緩和策をアナウンスしている。
(Security NEXT - 2025/01/15 )
ツイート
関連リンク
- Fortinet:FG-IR-23-293
- Fortinet:FG-IR-23-407
- Fortinet:FG-IR-23-473
- Fortinet:FG-IR-23-494
- Fortinet:FG-IR-24-219
- Fortinet:FG-IR-24-221
- Fortinet:FG-IR-24-250
- Fortinet:FG-IR-24-259
- Fortinet:FG-IR-24-266
- Fortinet:FG-IR-24-267
- Fortinet:FG-IR-24-282
- Fortinet:FG-IR-24-326
- Fortinet:FG-IR-24-373
- Fortinet:FG-IR-24-535
- フォーティネットジャパン
PR
関連記事
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ

