「FortiOS」に複数脆弱性 - 一部で悪用報告も
また6件の脆弱性に言及した4件のアドバイザリについては、重要度を2番目に高い「高(High)」とした。「csfdデーモン」に判明した脆弱な認証に起因する脆弱性「CVE-2024-48886」「CVE-2024-50563」についてはCVSS基本値が「9.0」と評価されている。
これら脆弱性は、「FortiOS」以外にも「FortiProxy」「FortiManager」「FortiAnalyzer」などが影響を受けるという。
パストラバーサルの脆弱性「CVE-2024-48884」「CVE-2024-48885」や、認証を必要とすることなくDoS攻撃が可能となる「CVE-2024-46668」「CVE-2024-46670」が「7.5」で続いた。
さらにVPNサービスをクラッシュさせることが可能となる「CVE-2023-42785」「CVE-2023-42786」など、「中(Medium)」とされる脆弱性7件のほか、「低(Low)」とされる脆弱性3件について明らかにしている。
同社は脆弱性の影響を受けるバージョンを示すとともに、アップデートや回避策についてアナウンスし、注意を呼びかけている。今回のアドバイザリで言及された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-23439
CVE-2023-42785
CVE-2023-42786
CVE-2023-46715
CVE-2024-36504
CVE-2024-46665
CVE-2024-46666
CVE-2024-46668
CVE-2024-46669
CVE-2024-46670
CVE-2024-48884
CVE-2024-48885
CVE-2024-48886
CVE-2024-50563
CVE-2024-52963
CVE-2024-54021
CVE-2024-55591
(Security NEXT - 2025/01/15 )
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- フォーティネットジャパン
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