Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁

今回の注意喚起で示されたおもな攻撃の検知方法と緩和策は以下のとおり。

対象者 カテゴリ 具体的な対策
一般ユーザー メールの取扱い ・送信者情報やメールアドレスを確認
・交流がある相手でも挙動の違和感などに警戒
・添付ファイルやリンクを不用意に開かない
・普段見ないファイル形式、外部リンクに注意
・安易にマクロを有効化せず、慎重に判断
一般ユーザー 感染時などの対応 ・不審と判断した場合は管理者に確認、相談
・不審ファイルを開いた場合や検知時は管理者へ即連絡
システム管理者 設定の確認、監視 ・広範囲かつ長期間のログを集中保存
・ログ収集分析でSIEMの活用
・VPNなど機器のログ設定など確認
・VPNなど機器のログ監視、確認
・内部ネットワークに対する活動の監視
・セキュリティ対策ソフトの検知監視
・Windows Sandbox機能の無効化検討
システム管理者 アカウント管理 ・管理用アカウントの適切なアクセス制限
・管理用アカウント使用申請とログの突合
・長期間未使用のアカウントを制限
システム管理者 脆弱性対策 ・パッチ適用、ファームウェア更新
・脆弱性情報の収集
・悪用脆弱性の悪用有無を確認
・侵害された機器は交換

(Security NEXT - 2025/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
一部情報の流出を確認、詳細を調査 - 長崎船舶装備
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「Splunk UBA」に複数脆弱性 - アップデートが公開
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起