ブラウザ「Chrome」にアップデート - 複数の脆弱性を解消
Googleは、ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性に対処している。
WindowsやmacOS向けに「Chrome 131.0.6778.205」「同131.0.6778.204」、Linux向けに「同131.0.6778.204」をリリースしたもの。
セキュリティに関する5件の修正を行っており、CVEベースで4件の脆弱性を解消した。重要度はいずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違え「CVE-2024-12692」や、域外メモリへのアクセス「CVE-2024-12693」「CVE-2024-12695」を修正した。いずれも12月に報告を受けた脆弱性としている。
またレンダリングエンジンのレイヤー合成処理を行うコンポーネントに判明した「CVE-2024-12694」に対応。「Use After Free」の脆弱性で9月に報告があったという。
同社は、数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/12/19 )
ツイート
PR
関連記事
案内メール誤送信でイベント出店者のメアド流出 - 燕市
植樹祭参加の申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 薩摩川内市
「Defense Platform HE」に複数脆弱性 - 最新版へ更新を
ランサム被害が発生、主要生産システムに影響なし - 潤工社
Cisco、セキュリティアドバイザリ8件を公表 - 脆弱性18件に対応
「IBM Security Verify Directory Server Container」に複数の脆弱性
米当局、1月は14件の脆弱性悪用について注意喚起
米当局、「7-Zip」などの脆弱性に注意喚起 - 悪用カタログに5件追加
JetBrains、1月のアップデートで脆弱性10件を解消
個人情報流出の可能性が判明 - 浜松地域イノベーション推進機構