Atlassian、月例アドバイザリを公開 - 脆弱性10件を解消
Atlassianは12月10日、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する「パッチチューズデー」にあわせて月例のセキュリティアドバイザリを公開し、同社製品に影響する10件の脆弱性について明らかにした。
「Bamboo」「Confluence」「Bitbucket」に関する脆弱性あわせて12件、製品間の重複を除くと10件の脆弱性を明らかにしたもの。バグ報奨金プログラムや侵入テスト、サードパーティライブラリのスキャンを通じて発見され、前月のアップデートで修正した。
「Bamboo」では、「Apache Commons Compress」に関する「CVE-2024-25710」や「AWS Java SDK S3」に起因する脆弱性「CVE-2022-31159」をはじめ、5件の脆弱性が修正されている。
「Confluence」においても、「Apache Commons Compress」の脆弱性「CVE-2024-25710」を含めて4件の修正を実施。一方「Bitbucket」では、3件の脆弱性に対処した。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.1」から「7.1」と評価されており、重要度はいずれも「高(High)」とレーティングされている。
同社は修正パッチの適用や最新バージョンへの更新を呼びかけた。アドバイザリで言及された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-3517
CVE-2022-31159
CVE-2022-46175
CVE-2023-45859
CVE-2023-52428
CVE-2024-4067
CVE-2024-24549
CVE-2024-25710
CVE-2024-30172
CVE-2024-38816
(Security NEXT - 2024/12/12 )
ツイート
PR
関連記事
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意