「Chrome」にセキュリティアップデート - 複数の脆弱性を解消
Googleは現地時間12月10日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 131.0.6778.140」「同131.0.6778.139」、Linux向けに「同131.0.6778.139」をリリースしたもの。
これらアップデートを通じてセキュリティに関する3件の修正を行った。CVEベースで2件の脆弱性を解消している。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」における型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-12381」と、翻訳機能における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2024-12382」に対処した。
それぞれ12月2日、11月18日に報告されたもので、いずれも重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性はなかった。
同社は、数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2024/12/11 )
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